基本語順#s01
文
エルーヴィア語の文は一つの節で構成される。
節に動詞が含まれる必要はなく、名詞句や前置詞句のみで文を構成することができる。
完全な文として現れることができる節を主節、主節に含まれる、あるいは主節に付加される節を従属節と呼ぶ。
節内部の語順
基本的な句の語順はSOV (主語-目的語-動詞)である。
だが、名詞の格変化を持つことから、実際には語順の自由度が高く、SVOやOSVなども用いられる。
- vio en lini.
- 私はあなたを愛している。
上の文では主語にあたる名詞句"vio"が文頭に置かれ、次に目的語にあたる"en"、最後に動詞にあたる"lini"が置かれている。
修飾語
形容詞や副詞といった修飾語は、いずれも基本的に被修飾語に対して前置されるが、後置修飾や倒置も可能である。
- ne leftun evun traat.
- ne evun leftun traat.
- leftun ne traat evun.
- 彼女は美しい剣を持っている。
1では「美しい」を意味する形容詞"leftey, -e,
-as"が「剣」を意味する名詞"evey"を修飾しており、最も基本的な修飾語順を行っている。文としては「彼女は美しい剣を持っている。」という意味である。
2では形容詞が後置されている。文の意味は変わらないが、「剣」をより強調するニュアンスが加わる。
3では形容詞が文頭に倒置され、目的語である「剣」が動詞の後に置かれている。形容詞が被修飾語と隣接しておらず、この場合は「美しい」という形容詞が強調されている。
関係詞節
関係節によって修飾する際、関係詞節は被修飾語の後に置かれる。
- tervisey suiy utre firtoser
- あなたがかつて助けた鳥
上の文では、「鳥」を意味する"tervisey"の後に、「あなたがかつて助けた」という意味の"utre
firtoser"という関係節が置かれている。"suiy"は関係代名詞である。
関係節の内部においても主節と同様にSOVを基本とし、自由語順が許容される。